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Amazonの『本を聴く』audibleの無料体験レビューや使い方

前から気になっていたAmazonのaudibleが通常30日間無料お試しところ期間限定で2ヶ月無料キャンペーンを実施していたので思い切って無料体験を試してみました。

「私も前から気になっていたんだけど、実際使ってみてどーなの?」といった方々のご参考になれば幸いです。

Amazonオーディオブック - オーディブル

Amazonオーディオブック - オーディブル

Audible, Inc.無料posted withアプリーチ

 

audibleとは

audible(オーディブル)は、プロのナレーターが朗読した本をアプリで聴けるサービスです。

通勤・通学やジムでの運動中や家事中など、いつでもどこでも読書ができ、コンテンツをダウンロードしてオフライン再生が可能です。

2008年時点でオーディオブックのトップ・サービスプロバイダーであったaudibleをAmazonが買収して、今ではAmazonのグループ企業となっています。

audible会員特典

audibleのオーディオブックのコンテンツは、audibleの会員でなくとも購入することができますが、月額1,500円(2021年2月時点)の会員になることで以下のような特典があります。

会員特典

  • 価格によらず毎月好きなコンテンツ1冊
  • 毎月1コインが付与され、好きなオーディオブック1冊を価格にかかわらず購入できる
  • 月替わりのボーナスタイトル1冊が無料
  • 毎月好きなコンテンツ1冊に加えて、月替わりのオーディオブック1冊を無料で聴ける
  • 聴き放題のポッドキャスト
  • audibleでしか聴けないプレミアムなオリジナル・ポッドキャストが聴き放題
  • 30%OFFでオーディオブック単品購入可能
  • コインを使い切ってしまった場合にも、オーディオブックを非会員価格の30%OFFの価格で単品購入可能
  • 返品・交換可能
  • 購入したオーディオブックがイメージと違ったら返品・交換が可能(短期間における過度の返品はNG)
  • 退会後も聴き返せる
  • 退会しても一度購入したオーディオブックは自分のものに
  • オフライン再生可能
  • audibleアプリにオーディオブックをダウンロードすることでオフライン再生が可能
  • 様々なデバイスに対応
  • スマホはもちろん、PC、タブレット、Apple Watch、Amazon Echoなどのデバイスでも聴くことが可能

私は無料体験を試してみるまで、会員になるとオーディオブックが読み放題になると勘違いしていました。

でもそうではなく、毎月1コインが付与され、そのコインで好きなオーディオブック1冊が購入できる仕組みです。

ただし会員特典として、オーディオブックを聴いてみてイメージと違ったといった場合に返品・交換ができるので、「せっかくの1コインを無駄にしてしまい翌月まで待たないと…」といったことがなく安心できます。

※短期間における過度の返品はNGのようなので節度を持って返品・交換をする必要があります。詳細は不明ですが回数制限があるようです(会員の返品特典について)。

コンテンツ

オーディオブックを聴く上で気になるのがコンテンツの豊富さだと思います。

audibleのHPによると40万冊以上を配信しているとのことです。

audible.co.jpのサイトより

audibleのサイトを確認すると、大項目のカテゴリーは23項目に分けられています。(各カテゴリー内にさらに細かく分かれています)

それぞれのカテゴリーに対しての日本語コンテンツ数を調べた結果を以下に示します。(2021年2月時点)

カテゴリー 日本語コンテンツ数
エンターテイメント・アート 1,754
自伝・回顧録 24
ビジネス・キャリア 1,075
絵本・児童書 1,113
コンピューター・テクノロジー 60
教育・学習 1,379
アダルト 290
衛生・健康 290
歴史 228
ホーム・ガーデン 7
LGBT 1
文学・フィクション 5,317
資産・金融 214
ミステリー・スリラー・サスペンス 611
政治学・社会科学 602
自己啓発・人間関係・子育て 842
宗教・スピリチュアル 647
官能・ロマンス 60
科学・工学 76
SF・ファンタジー 170
スポーツ・アウトドア 5
ティーン 1,179
旅行・観光 162
16,106

※複数コンテンツに同一タイトルが重複している場合があるので、正確な日本語コンテンツ数ではなくあくまでも参考まで。

日本語コンテンツ数を調べて感じたのは、文学・フィクションなどの小説モノやティーン向けのライトノベル、英語学習教材がコンテンツの大部分を占めている印象です。

あまりコンテンツ数にこだわらずに結局は自分の読みたいコンテンツがあるかどうかが重要だと感じました。

料金体系

料金体系は非常にシンプルです。

月額1,500円(2021年2月時点)を払うことで会員になることができます。

会員になると毎月1コインが付与され、オーディオブック自体の価格にかかわらず1冊を購入可能です。

あとは毎月付与される1コインを使い切った後も別のコンテンツを聴きたければ、非会員価格の30%OFFでオーディオブック単品の購入も可能です。

ケータイ電話の契約やその他のサブスクリプション・サービスにありがちな「最低〇〇ヶ月以上は契約が必要で、また契約月以外に退会すると違約金が発生」みたいなこともなく、毎月の契約更新日の前日までに退会手続きすることで追加料金の発生なく退会が可能です。

audibleの申し込み・解約方法や使い方

audibleの申し込み方法や解約方法、使い方など説明していきます。

無料体験の申し込み方法

無料体験の申し込み方法を説明していきます。Amazonのアカウントを持っていたらとても簡単です。

まずaudibleのサイトからAmazonのアカウントでログインします。

Amazonのアカウントを持ってない場合は、「Amazonアカウントを作成」する必要があります。

ログインすると下記のようなページが表示されます。

下記の写真は2ヶ月の特別な無料体験の期間だった時のもので通常は30日の無料体験のようです。

たまに特別な無料体験期間になっている場合があるので気になっている方は定期的にサイトをチェックするようにしましょう。

上記のページから下の方へスクロールしてクレジットカードの登録を行います。

無料体験なので注文合計は¥0になっています。3ヶ月目の初日は登録したクレジットカードから初月の1,500円が引き落としされます。

クレジットカードの登録後、「2ヶ月間の無料体験を試す」を押すと無料体験がスタートです。

下の画像から1コインがさっそく付与されていることが分かります。

ついでにaudibleのアプリも入れてみます。

Amazonオーディオブック - オーディブル

Amazonオーディオブック - オーディブル

Audible, Inc.無料posted withアプリーチ

まずは上記のリンクからアプリを入手します。

入手したアプリを開いて「サインイン」から、先ほどのAmazonアカウントでサインインします。

無事にサインインできました。

解約方法

一度、会員登録してしまうと解約方法が分かりづらいサービスがあったりしますよね。

audibleの解約方法についても説明していきます。

audibleの解約はアプリやスマホ用のモバイルサイトからは出来ず、PCでaudibleのサイトにサインインして手続きする必要があります。

PCサイトでサインインした後、下の画像の赤枠で示している「アカウントサービス」をクリックします。

その後、下の画像の赤枠で示している「退会手続きへ」をクリックします。

そうするともう一度サインインを求められるので、初めにサインインしたものと同じAmazonアカウントでサインインします。

下の画像の赤枠で示している「このまま退会手続きを行う」をクリックします。

退会理由を選んで、「次へ」をクリックします。

下の画像の赤枠で示している「退会手続きを完了する」で退会完了です。

退会を完了してしまう前に確認しておきたいポイントは以下の通りです。

退会完了前の注意点

  • 付与されていたコイン
  • 退会した時点で消滅します。コインが手元に残っている場合はオーディオブックを購入して退会するようにしましょう。
  • 付与されたコインで購入したオーディオブック
  • 退会後も引き続き聴くことができます。
  • 単品購入したオーディオブック
  • こちらも退会後も引き続き聴くことができます。

使い方

audibleの使い方は非常にシンプルで簡単です。

audibleのスマホサイトを開くとある程度おすすめの作品がレコメンドされています。

あらかじめ聴きたい書籍がある場合は、右上の虫眼鏡のマークから検索することも可能です。

試しに1冊開いてみてみましょう。

どのオーディオブックも5分程度のサンプルを聴くことができます。

また本を聞き始めてから完読までの再生時間もあらかじめ分かります。

この本だと約12時間、2倍速で聞いた場合は6時間で完読となります。

例えば、会社までの往復の通勤時間の1時間を使って聴く場合、約6日で1冊聴けるなと分かるわけです。

では実際にこのオーディオブックを購入する場合は、Amazonで本を購入する感覚で購入可能です。

付与されたコインが残っている場合には、○○コイン利用可のボタンが押せるようになっています。

またカスタマーレビューを確認して購入の参考にすることもできます。

audibleのカスタマーのレビューなので、本の内容だけでなく、本を聴いた時に「図表が多くて声だけだと分かりづらい」などといった生の声を知ることができます。

Amazonのグループ会社だけあって、Amazonのサイトからも実際の書籍やKindle本を買うのと同じ感覚でaudible版の購入が可能です。

上の画像の「形式・仕様 単行本」のところからフォーマットを選択できます。

 

audibleの無料体験レポート

実際に使ってみて初めて分かることも多いですよね。

私の場合は、スキマ時間にビジネス書を聴きたいという使い方を想定しており、その際に図表を使って説明しているページの内容を「声だけでどうやって理解するのか」が一番気になっているポイントでした。

そこで無料体験で付与される1コインで選んだのは、ビジネス書の中でも図表を多く使って説明されていそうな以下の本を選んでみました。

使ってみて分かったのは、声で図表を説明するのではなく、実際の書籍を読むように「図表01-1によれば…」といった具合に見るべき図表番号を読み上げていました。

そしてアプリの下の方にある目次の上部にある「付属資料・PDF」をタップすることで本の中で説明されている図表を確認することができます。

やはり小説の方が本を聴くのに向いているように感じますし、図表を使って説明するビジネス書はある程度はこの方法が妥協点なのかもしれませんね。

また上記以外に今回、実際に無料体験を使ってみて感じたメリットやデメリットは以下の通りです。

メリット・良いところ

会員特典以外のメリットや良いと感じた点は以下です。

メリット・良いところ

  • スキマ時間を有効活用
  • これが一番メリットとしては大きい気がします。実際の書籍やKindleだと通勤時間のうち、駅まで歩いて向かっている時や混雑した電車内で立って本を読むのって意外に難しいのですが、audibleであればスキマ時間の中のさらにスキマでも、音楽を聴いている感覚で本を聴くことができます。
  • Amazonでレビューが見れてそのままオーディオブックを購入できる
  • Amazonのグループ企業だけあって、Amazonとの接続性が高いです。Amazonでの書籍の購入履歴などから学習して新たな本をレコメンドしてくれるので、より自分が興味のある本を見つけることができます。
  • 可変速で聴ける
  • スマホのアプリを使うことで、x0.5 〜 x3.5まで0.1倍刻みで再生速度を変更できます。プロのナレーターの方は発音がしっかりしているので、私の場合はx2でも全然理解することができ、本を聴き終わるまでの時間短縮になります。
  • 完了予定が分かる
  • 紙や電子書籍だと自分の読むスピードであと何時間くらいで読み終わるのか、なかなか分かりにくいですが、audibleであればあらかじめ再生時間が決まっているので完読までの時間が分かり非常に便利です。
  • 返品・交換可能
  • 街の書店であれば立ち読みである程度の内容を把握・イメージして購入するしないを決められます。ですがWebサイトだと自由に内容を事前に把握できずに購入後に「イメージと違った…」となることが多いですが、audibleだと会員であれば購入後も返品・交換対応してくれるので安心して購入することができます。

デメリット・改善要望

使ってみて感じたデメリットやもう少しこうだったら良いのにといった改善要望は次の通りです。

デメリット・改善要望

  • 月額費用が高い
  • Amazon Primeは月額契約だと500円(税込)だったり、Kindle版の本が読み放題になるAmazon Unlimitedは月額980円(税込)ということを考えると1,500円/月はやや高い印象を受けます。せめて980円くらいになって欲しいしですね。※2021年2月時点
  • 聴き放題ではない
  • 毎月1コインで1冊購入という仕組みではなく、Amazon Unlimitedのように同じタイミングで10冊まで利用でき、それ以上読みたい場合は10冊のうちそれかを返却するといった仕組みのようが便利に思います。
  • 聴き放題のポッドキャスト
  • audibleでしか聴けないプレミアムなオリジナル・ポッドキャストが聴き放題
  • 図表を使って説明するビジネス書・旅行本などは内容が伝わり難い
  • 目次から図表なのどの付属資料を確認できるので図表の情報が欠落しているようなことはないですが、やはり本を聴くというコンセプトからは外れているような気がします。
  • またナレーターが読み上げている箇所と見るべき付属資料が同期されておらず、付属資料を確認しようとするたびに先頭の図表1からページ送りして該当の図表を探す必要があるのでやや煩雑を感じました。

まとめ

以前から気になっていたaudibleについての紹介や、無料体験を試して分かったことなど書いてきました。

オーディオブックを提供するサービスプロバイダーはたくさんありますが、audibleの一番の特徴はAmazonのグループ企業なのでAmazonのサイトとの連動やカスタマレビュー機能などが便利です。

通常だと30日の無料体験のところ、今回は2ヶ月の無料体験のサービスを行っていたので思い切って試してみましたが、いろいろと分かったことがあり有益だったと思います。

またしばらくすると無料体験の期間が伸びていることもあると思うので、audible気になっている方はサイトの方をちょくちょくチェックされることをお勧めします。

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