何かと物騒な世の中なので、オフィス内に防犯カメラを導入した様子をレビューしていきます。
今回はワイヤレスの防犯カメラを購入して自分で設置を行いました。
目次
防犯カメラの種類
防犯カメラの種類は大きく分けると以下のようになります。
- 有線式カメラ
- ワイヤレス(無線式)カメラ
- ネットワークカメラ
- ダミーカメラ
有線式カメラ
一般的に防犯カメラというとこのタイプになります。
屋外用・屋内用がありますが、防塵防滴になっているかどうかで屋外用となっており、屋外用であっても屋内で使うことができるものがほとんどです。
カメラとレコーダーをケーブルで繋いで接続する必要があり、カメラやレコーダーの設置に当たっては業者に工事が必要になってきます。
ワイヤレスカメラ
カメラとレコーダーの接続をワイヤレスで行います。有線式のカメラと同様に専用のレコーダーが必要になってきます。
配線の必要がないため設置が簡単で、業者に設置をお願いするとしても工事費は抑えられます。
ネットワークカメラ
カメラをスマホやパソコンに繋いで使用します。
防犯用途としてカメラ映像を常に録画しておくというよりは、子供やペットの見守りとしての使い方が主流です。
被写体認識してカメラが被写体追従や首振りなどの機能などついている場合があります。
ダミーカメラ
防犯カメラの形をしていますが、撮影などはしないダミーのカメラです。
ダミーだと悟られないよう録画中を示すランプが点灯するものがあります。
コストを抑えながら、防犯カメラがあると思わせて犯罪抑止としての目的であり、有事の際に映像確認はできません。
SELEN SWL-3000 仕様概要
Amazonには様々な防犯カメラが販売されておりどれが良いのかわからなかったので、今回は防犯カメラやその他家庭用防犯機器を取り扱っている国内メーカーのSELENの商品を選びました。
ビックカメラのWebサイトから拝借した主な仕様としては以下の通りです。
また商品の特徴は以下の通りです。
最大4台まで同時撮影可能
2台目以降のカメラは別売りになりますが、追加することで4台までの同時撮影が可能になります。
ワイヤレスカメラの設定が簡単!
ワイヤレスカメラと本体のレコーダーがあらかじめリンクされた状態で出荷されているので、設置して電源を入れるだけで接続が完了します。
IP66相当の防水仕様・内蔵マイク録音可能
IEC(国際電気標準会議)及びJIS(日本工業規格)で定められている保護等級はIP66相当となっています。(直接雨水がかからない天井、軒下設置時)
これは、強風による防塵がカメラ内部に入らず、豪雨でも浸水の恐れがない防滴防水仕様を示しています。
またマイクが内蔵しており全Ch録音可能です。
フルハイビジョンの高画質
本体のパネル解像度は1024 x 600の10.1型のタッチパネルモニターとなっています。
正直、最近のipadのパネルは10.2型で2160x1620ほどの解像度なので物足りなさはありますが、値段を考えるとしょうがないかなと思います。
ただHDMI出力端子がついているので外部モニターに接続することでより高画質の映像を見ることができます。
外付けHDDやUSBメモリー、SDカードに録画可能
外付けHDDは3TBまでのものが接続可能です。ただ使用する際に本体接続してHDDのフォーマットをすると2TBと1TBのパーテーションに分割されます。
2TBがいっぱいになったら1TBの方に自動で録画してくれるのは今後試してみる必要があります。
録画時間の目安は以下の通りになっています。
記録媒体の容量がいっぱいになると古いファイルを自動消去して録画し続けてくれる設定を選ぶことができます。
外出先からスマホで映像確認可能
本体をネットワークに接続させることで、外出先から専用アプリを使ってスマホで映像の確認や録画の開始・停止などの操作ができます。
実際の取り付け
それでは実際に開梱して設定していきます。
『監視カメラ作動中』のステッカーが同梱されてます。
こちらが同梱物です。これ以外にマニュアル類が入っていました。
下のように台座を取り付けます。
下の写真はアンテナです。短い方がカメラ用で、長い方が本体用のアンテナになっています。
下のように同軸端子にアンテナを接続します。
アンテナを付けたのが下の写真です。
後で説明しますが、今回は防犯カメラをライティングレールに設置するために以下のプロジェクター用のライティングレール用アクセサリーを別途購入しました。
一方はライティングレールに接続できるようになっています。
反対側は1/4の三脚用のネジになっています。
商品のリンクも下に貼っておきます。
先ほどの付属品の台座ではなく別で購入したものを付けたのが下の写真です。
コンセントプラグも一緒に購入しました。
次に本体側にアンテナを付けます。
下のような感じです。
そしていよいよ防犯カメラを天井のライティングレールに取り付け、以上で設置終了!と思ったのですが、モニターの電源を入れたところ、どうやら防犯カメラの傘がついている方が映像としては上になるようです。
本体側から映像の上下反転はできないようなので、下の写真のような設置では、モニターに上下逆さまに表示されてしまいます。。
これはどうしようもないから諦めて上下逆さのまま使おうと思ったのですが、防犯カメラの傘の部分を見てみると、傘の真ん中に大きめのネジがついています。
このネジを外すと、防犯カメラの下に切ってあるネジ穴と同じサイズのようです。
傘の部分についていたネジは防犯カメラの下のネジ穴に付け直して、下の写真のようにカメラを上下逆さまに設置することができました。
これでめでたく、モニターには上下が正しい映像が表示することができました。
64GBのSDカードが付属しているので、録画の確認を行います。
本体モニターは下のように自立させることができます。
あとはカメラと本体モニターの電源を入れるだけで、自動でカメラと本体がワイヤレスで接続されて映像がモニターで確認することができました。
カメラの上下だけ要注意ですが、それ以外はすごく設置は簡単ですね。
まとめ
今回は防犯カメラの設置についてレビューしてきました。
ビックカメラの店員さんは、ワイヤレスカメラ式の防犯カメラを設置する場合、有線式より工事費は抑えられるものの、工事費として5千円から数万円はいかないくらいと教えてもらいましたが、ライティングレールに設置するのであれば、別売りのプロジェクター用の付属品を代用することで自分でも簡単に設置することができました。
防犯カメラは様々な商品が発売されていて商品選びに迷うと思いますが、少しでも参考になればと思います。
最近では、子供やペットの様子を確認する用のネットワークカメラもたくさん発売されていますが、常時映像録画するのであれば専用の防犯カメラがおすすめです。